感想メモ2006/03/12 00:00

購入した古本Rを読み飽きて、結局、お気に入り本の再読に浸ってしまった。
「サルド家の兄弟」ウィンズピア、これがわたし、好きで好きで(笑)。
深夜になってから読みはじめて、ハッと気づくと2時。何をやってるんだ、わたしは。

さて、乱読したRは、
ヘレン・ブルックス「愛ゆえに別れて」
う~。。「あなたのためを思って」というタイプはHQによくあるんだが、
総じて苦手で。。。
乳がんだとわかって、黙って失踪するとか、そういう奴ね。
私は相手の事を心の底から愛しているが、相手のほうは、私が
消えれば一時的には苦しむとしても、そのうち私のことなど忘れて、
幸せな人生をおくるだろう、、って発想が、このタイプの基本。

自己犠牲のようでいて、よく考えると相手の人間性を浅く見てる気が
するし、
さらに言うと、相手から憎まれたくない、という保身でもある。

ま、泣かせる王道の設定なので仕方ないんだけどね。

というわけで、ヒロインは苦手だが、ヒーローが良いざます。
こんなにがんばり抜くアンタは偉い! 

ヘレン・ブルックス「氷の炎」
うっひっひ、こいつは好みだ~。ホントは夫は3年前に死亡してるのに
人妻だと偽って就職したヒロインに、悶々々とするヒーロー。
彼女に手を出さずに堪えるため、怒ったり不機嫌になるヒーローなんだが、

わかっていないヒロイン、という
インヴァネス近くに出張するとこも素敵。
エピローグが可愛らしい。