ジュリー・アン・ロング ― 2008/10/07 00:00
久しぶりに「当たり」の文庫本だった。
MrsGiggles とは微妙なところで好みが合うなぁ。
3人姉妹のまんなかの話を先に読んでしまった。
(これが一番評価が高かったので)
そういうわけで、前作とつながっているのかどうか悩むキャラも
いるにはいたが、まあ単独で十分楽しめた。
せっかくだからこのあとで1番目も読むことにしようか?
この話、なにが良かったか、というと、人の心を丁寧に描いて、おもしろうてやがて悲しき、というか、滑稽だけれど温かいというか、人間悲喜劇といった感のあるロマンスになっていることだ。
脇役たちのドラマの塩加減が、わたしに合っていた。
また、主人公たちは一生懸命に生きている大人の男と女だ。
知性的に周囲を見渡すことができるし、相手の感情を丁寧に扱うこともできる。
恐れ、弱さもある、勇気、プライドもある。
社会の裏側も、華やかな表側も知っている。
恋なんて、と、シニカルになれるはずの大人の男女が、惹かれあう。
その抑えた甘さが、わたしの好みだった。
うぶな娘っこに、それほど感激しない年頃なので、このくらいの組み合わせが一番よいのかもしれない。
やたらにスカートを持ち上げる話じゃないのも、ほんと、よかった。
MrsGiggles とは微妙なところで好みが合うなぁ。
3人姉妹のまんなかの話を先に読んでしまった。
(これが一番評価が高かったので)
そういうわけで、前作とつながっているのかどうか悩むキャラも
いるにはいたが、まあ単独で十分楽しめた。
せっかくだからこのあとで1番目も読むことにしようか?
この話、なにが良かったか、というと、人の心を丁寧に描いて、おもしろうてやがて悲しき、というか、滑稽だけれど温かいというか、人間悲喜劇といった感のあるロマンスになっていることだ。
脇役たちのドラマの塩加減が、わたしに合っていた。
また、主人公たちは一生懸命に生きている大人の男と女だ。
知性的に周囲を見渡すことができるし、相手の感情を丁寧に扱うこともできる。
恐れ、弱さもある、勇気、プライドもある。
社会の裏側も、華やかな表側も知っている。
恋なんて、と、シニカルになれるはずの大人の男女が、惹かれあう。
その抑えた甘さが、わたしの好みだった。
うぶな娘っこに、それほど感激しない年頃なので、このくらいの組み合わせが一番よいのかもしれない。
やたらにスカートを持ち上げる話じゃないのも、ほんと、よかった。
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