Season of Evi、Nightfall ゴシックロマンス ― 2008/01/24 00:00
Elsie Lee の「Season of Evil」は
1987年のZebra の ペーパーバックだが、
元々は1965年にLancer社から出版された。
調べてみると、1960年代から70年代にかけて
いわゆる Gothic Romance と呼ばれるジャンルが
一気にポピュラーになったという。
例えば、
Victoria Holt のThe Shivering Sands 「流砂」 は1969年。
ジャネット・ルイーズ・ロバーツ
居酒屋の天使
Black Horse Tavern (n.) Popular Library 1972年
謎めいた北の宿
Wilderness Inn (n.) Pocket Books 1976年
ゴシックロマンスとは・・・・
ゴシックロマンスのヒーローの基本は、
言うに言われぬダークな魅力をもっている。
たいてい金持ちである。
暗い過去、謎に包まれている。
その多くは妻殺しの容疑である。
ゴシックロマンスのヒロインは
生真面目である。あまり恋愛に慣れていない。
暗い屋敷にヒーローと同居する。
ヒーローを愛する一方で、ヒーローを疑っている。
深夜にひとり行くべきではない部屋に行く。
さて、読み終わったアン・スチュアートの「Nightfall」は
まぎれもないゴシックロマンスだった。
妻と子供を殺したかどで死刑を求刑されているヒーロー。
保釈中のヒーローと同居するヒロイン。
あろうことか彼女は憑かれたような瞳のヒーローと出会って、なかなか眠りにつけず、夜の3時にキッチンに行って、ミルクを温めようとしたりする。
ありえんっっ (お約束だが)
キッチンの物陰に立っているヒーロー。
ぞっとするほど冷たく湿った手で触られるようなはなしである。
アンのサイトによると、彼女の兄弟が亡くなったときに書かれた作品だそうで、非常に暗い。死の影がつきまとう。
だが非常に強いインパクトがある。
ゴシックとは全く関係ないが、彼女のサイトによると、自分が書いた本はほとんど気に入っているが、例外的に永久に消えてほしい本がある、という事で、それのうちのひとつが、あれだ、Lazarus Rising 「ミッドナイトブルー」
そうか、本人も自覚してるのね(爆)。
1987年のZebra の ペーパーバックだが、
元々は1965年にLancer社から出版された。
調べてみると、1960年代から70年代にかけて
いわゆる Gothic Romance と呼ばれるジャンルが
一気にポピュラーになったという。
例えば、
Victoria Holt のThe Shivering Sands 「流砂」 は1969年。
ジャネット・ルイーズ・ロバーツ
居酒屋の天使
Black Horse Tavern (n.) Popular Library 1972年
謎めいた北の宿
Wilderness Inn (n.) Pocket Books 1976年
ゴシックロマンスとは・・・・
ゴシックロマンスのヒーローの基本は、
言うに言われぬダークな魅力をもっている。
たいてい金持ちである。
暗い過去、謎に包まれている。
その多くは妻殺しの容疑である。
ゴシックロマンスのヒロインは
生真面目である。あまり恋愛に慣れていない。
暗い屋敷にヒーローと同居する。
ヒーローを愛する一方で、ヒーローを疑っている。
深夜にひとり行くべきではない部屋に行く。
さて、読み終わったアン・スチュアートの「Nightfall」は
まぎれもないゴシックロマンスだった。
妻と子供を殺したかどで死刑を求刑されているヒーロー。
保釈中のヒーローと同居するヒロイン。
あろうことか彼女は憑かれたような瞳のヒーローと出会って、なかなか眠りにつけず、夜の3時にキッチンに行って、ミルクを温めようとしたりする。
ありえんっっ (お約束だが)
キッチンの物陰に立っているヒーロー。
ぞっとするほど冷たく湿った手で触られるようなはなしである。
アンのサイトによると、彼女の兄弟が亡くなったときに書かれた作品だそうで、非常に暗い。死の影がつきまとう。
だが非常に強いインパクトがある。
ゴシックとは全く関係ないが、彼女のサイトによると、自分が書いた本はほとんど気に入っているが、例外的に永久に消えてほしい本がある、という事で、それのうちのひとつが、あれだ、Lazarus Rising 「ミッドナイトブルー」
そうか、本人も自覚してるのね(爆)。
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