ジョイス・ティース2008/02/26 00:00

なにげなく100円で買ったSD-414「夏の扉を開けて」

横暴な父親を嫌い、故郷から飛び出していた材木製紙工場オーナーの息子が父の死をきっかけに10年ぶり(だったか?)に帰ってくる。
傾いた工場、町の人々の不信、幼なじみへの変わらぬ恋心、

妙に生真面目さが見え隠れして、ロマンスよりも脇役たちの造形や背景のほうが巧み。ディザイアというよりアメリカンが合うような雰囲気。
ロマンス作品的には3.5といったところだけれど、初めてのこの作家について、調べたくなるものを持っている。

FictionDBでもこの作品が星3で、星4のものが他にある、、なるほど。

銀色の月の下で
月に手をさしのべて
昇りゆく月の伝説
二人の朝は

このあたりを買おうかな。

調べてみると、彼女はMilessa Scott というペンネームで多くのSF系作品を出している。
(こちらのほうがメインか?)

驚き、創元SF文庫から4冊も翻訳が出てる、、って、錬金術的スペースオペラってなんやねん。

おや、メリッサ・スコット名義でハーレクインにも1冊だけ書いていた。
D-181「サマータイム・メモリー」
彼女のロマンス作品のなかでは一番古い。
そうか、1冊書いたあとで、ペンネームを変えたのか。

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