Deerskinに5つ星をつけていた人のおすすめ ― 2010/01/02 00:00
Robin McKinley の Deerskin
読み終えると体から力が抜けるほど放心状態に。
圧倒される。
うまく説明できない。
ふりあげた腕のこぶしをひらくと、血があふれ出す。
苦痛に握り締めた爪が掌を引き裂いたように見えるが、それよりももっと多くの血が、大量の血が白い腕を流れ落ちる。
驚きのあまり凍りついた人々の耳に、生温かい血が静かに腕を伝わって床をうつ音が響く。その音は雨のように無垢で怖ろしい。
人々は思わずしゃがみこみ膝に頭をのせうずくまる。
目を開けなさい! 血を流し続けながら、声それ自体が肉体を裂いて出てきたかのように、ヒロインが言う。
目を開けてわたしを見なさい!
あぁ、この話のどこを取っても、圧倒される美しさと厳しさと悲しさがある。
米アマゾンでDeerskinに5つ星をつけていた人、
その人はパトリシア・ブリッグズの本にも5つ星をつけていたので、ほかのレビューを読んでみた。
5つ星をつけていたのは
Blood Bound (Mercy Thompson, Book 2)
Iron Kissed (Mercy Thompson, Book 3)
Sorcerer's Legacy
by Janny Wurts
Ondine (Zebra Historical Romance)
by Shannon Drake
Magic Bites (Kate Daniels, Book 1)
by Ilona Andrews
をっと、これは多くの人が誉めている。持っているのに放置しているが読まねば。
Beguilement (The Sharing Knife, Book 1)
by Lois McMaster Bujold
To Hell and Back (Dante Valentine, Book 5)
by Lilith Saintcrow
読み終えると体から力が抜けるほど放心状態に。
圧倒される。
うまく説明できない。
ふりあげた腕のこぶしをひらくと、血があふれ出す。
苦痛に握り締めた爪が掌を引き裂いたように見えるが、それよりももっと多くの血が、大量の血が白い腕を流れ落ちる。
驚きのあまり凍りついた人々の耳に、生温かい血が静かに腕を伝わって床をうつ音が響く。その音は雨のように無垢で怖ろしい。
人々は思わずしゃがみこみ膝に頭をのせうずくまる。
目を開けなさい! 血を流し続けながら、声それ自体が肉体を裂いて出てきたかのように、ヒロインが言う。
目を開けてわたしを見なさい!
あぁ、この話のどこを取っても、圧倒される美しさと厳しさと悲しさがある。
米アマゾンでDeerskinに5つ星をつけていた人、
その人はパトリシア・ブリッグズの本にも5つ星をつけていたので、ほかのレビューを読んでみた。
5つ星をつけていたのは
Blood Bound (Mercy Thompson, Book 2)
Iron Kissed (Mercy Thompson, Book 3)
Sorcerer's Legacy
by Janny Wurts
Ondine (Zebra Historical Romance)
by Shannon Drake
Magic Bites (Kate Daniels, Book 1)
by Ilona Andrews
をっと、これは多くの人が誉めている。持っているのに放置しているが読まねば。
Beguilement (The Sharing Knife, Book 1)
by Lois McMaster Bujold
To Hell and Back (Dante Valentine, Book 5)
by Lilith Saintcrow
Janny Wurts、ロイス・マクマスター・ ビジョルドなど購入 ― 2010/01/02 18:51
買いもの記録。
★ 「帝国の娘〈上下〉」 (ハヤカワ文庫FT)
レイモンド・E・フィースト と ジャニー・ワーツ
Janny Wurts は、単独の作品の翻訳は無かったが、共著の翻訳があったので古本を購入。
フィーストの「リフトウォー・サーガ」シリーズの外伝だそうだ(読んだ事なしだが)
★ 「Sorcerer's Legacy」 Janny Wurts
★ 「スピリット・リング」 ロイス・マクマスター・ビジョルド
The Sharing Knife の一巻Beguilement(「死者の短剣 惑わし」)を買おうと思ったが、評判がイマイチで悩み、アメリカアマゾンの読者レビューで「むむっ」と思ったスピリット・リングにしてみた。
その評者によると、これは彼女の自伝的要素があるらしく、非常にパーソナルなファンタジーだそうだ。
正直、今回検索して、ビジョルドがSF界で有名な人だと初めて知った。
マイルズシリーズに大勢のファンがいて、ファンタジーよりもSF作家として期待されているようだ。
★ ドラゴンと愚者 (ハヤカワ文庫FT) パトリシア ブリッグズ
ついでに購入。
やはり読みたくなって。
★ 「帝国の娘〈上下〉」 (ハヤカワ文庫FT)
レイモンド・E・フィースト と ジャニー・ワーツ
Janny Wurts は、単独の作品の翻訳は無かったが、共著の翻訳があったので古本を購入。
フィーストの「リフトウォー・サーガ」シリーズの外伝だそうだ(読んだ事なしだが)
★ 「Sorcerer's Legacy」 Janny Wurts
★ 「スピリット・リング」 ロイス・マクマスター・ビジョルド
The Sharing Knife の一巻Beguilement(「死者の短剣 惑わし」)を買おうと思ったが、評判がイマイチで悩み、アメリカアマゾンの読者レビューで「むむっ」と思ったスピリット・リングにしてみた。
その評者によると、これは彼女の自伝的要素があるらしく、非常にパーソナルなファンタジーだそうだ。
正直、今回検索して、ビジョルドがSF界で有名な人だと初めて知った。
マイルズシリーズに大勢のファンがいて、ファンタジーよりもSF作家として期待されているようだ。
★ ドラゴンと愚者 (ハヤカワ文庫FT) パトリシア ブリッグズ
ついでに購入。
やはり読みたくなって。
GumblarとWEB管理者 ― 2010/01/08 00:00
年末からWEB改ざんとウイルス感染の話が続いている。
ネットウイルスっておそろしーー!の一点ばりだが、ちょっと違うと思うゾ。
企業のHP管理者がFTPでサーバーにアクセスしてる事、しかもIPアドレスによるアクセス制限をしていない事、これが大問題だ。
個人の趣味HPならいざしらず、会社のWEB管理者がftpで気楽にサーバーにアクセスできるって事をもっと糾弾すべきじゃないの?
パスワードを盗むのが簡単。
しかもアクセスはどこからでもOK。
これじゃ、いたずらやってください、と言ってるようなものでしょう。
ウチなんてLAN内部でさえftpは禁止でSSH、SCPを使う事になってるし、外部からのSSHにはIP制限をつけてるし、ニュースを聞いていると企業のセキュリティの甘さに驚いてしまう。
ネットウイルスっておそろしーー!の一点ばりだが、ちょっと違うと思うゾ。
企業のHP管理者がFTPでサーバーにアクセスしてる事、しかもIPアドレスによるアクセス制限をしていない事、これが大問題だ。
個人の趣味HPならいざしらず、会社のWEB管理者がftpで気楽にサーバーにアクセスできるって事をもっと糾弾すべきじゃないの?
パスワードを盗むのが簡単。
しかもアクセスはどこからでもOK。
これじゃ、いたずらやってください、と言ってるようなものでしょう。
ウチなんてLAN内部でさえftpは禁止でSSH、SCPを使う事になってるし、外部からのSSHにはIP制限をつけてるし、ニュースを聞いていると企業のセキュリティの甘さに驚いてしまう。
「戦士志願」の誤訳 ― 2010/01/08 23:01
ビジョルドの「戦士志願」の原書をたまたま手にいれたので、気になってた箇所を見てみたら、やはり誤訳だった。
「背景」
エレーナの出生の秘密が明らかになった。
エレーナの母にとってエレーナは忌まわしい過去の象徴。
娘の顔を見るだけで苦痛が蘇る。
一方のエレーナは、自分を憎んでいるように避ける母を渇望の目で見る。
マイルズはエレーナの母とふたりきりで会う。
演技でもいいからエレーナに温かい言葉をかけてやってほしい、自分の両親について聞いてきたことが嘘まみれだったと知り、何もかも汚されてしまったエレーナに何か残してやってほしい、そうマイルズは思ってる。
----ココカラ--翻訳文引用--
マイルズはエレーナの母に言う 「少なくとも、彼女が奪われたものの代わりになるものを、みつけてやらないとね。ほんの小さな慰めでも」
「あの子が失ったものは幻影にすぎませんよ」
「幻影、、、」彼は考え込んだ。「あなたも長いあいだ幻影で生きてきたとはいえませんか」と彼は示唆した。「こんなことがなかったら一生幻影を見続けていたかもしれない。ほんの2,3日、でなければ、2,3分でも、わずかなことをするのが、そんなにむずかしいことですか?」
---ココマデ-----
こんな変な会話、翻訳者さんも、訳していてヘンだと思わなかったのかなぁ。
You could live だから、「あなたは生きてきた」じゃなくて仮定法の「人は生きられる」って訳すべきだ。
"An illusion..." he mused. "You could live a long time on an illusion," he offered. "Maybe even a lifetime, if you're lucky.
Would it be so difficult, to do a few days-even a few minutes-of acting?
マイルズはエレーナの母に言う 「少なくとも、彼女が奪われたものの代わりになるものを、みつけてやらないとね。ほんの小さな慰めでも」
「あの子が失ったものは幻影にすぎませんよ」
「幻影、、、」と彼はつぶやいた。「人は幻影ひとつあれば長く生きられるものなんですよ」と彼は口にだしてみた。「たぶん、運がよければ一生でもね。ほんの2、3日、いやほんの2、3分でいいからフリをすることが、そんなにむずかしいことですか?」
acting を フリをする、って訳したのはわざとです。
「2,3分でも、わずかなことをする」と翻訳者さんが訳したけれど、acting をもうちょっと強調したみたかったからです。
結局、原文は、マイルズがエレーナの母に、「母親から愛される」幻影をエレーナに2,3分でもいいから見せてやってくれ、と頼んでいる素直な文章でしたね。
辛い経験をして20年近く悪夢と戦ってきたエレーナの母親にたいして「あなたも長いあいだ幻影で生きてきたとはいえませんか」 なんて言うほうがオカシイです。
「背景」
エレーナの出生の秘密が明らかになった。
エレーナの母にとってエレーナは忌まわしい過去の象徴。
娘の顔を見るだけで苦痛が蘇る。
一方のエレーナは、自分を憎んでいるように避ける母を渇望の目で見る。
マイルズはエレーナの母とふたりきりで会う。
演技でもいいからエレーナに温かい言葉をかけてやってほしい、自分の両親について聞いてきたことが嘘まみれだったと知り、何もかも汚されてしまったエレーナに何か残してやってほしい、そうマイルズは思ってる。
----ココカラ--翻訳文引用--
マイルズはエレーナの母に言う 「少なくとも、彼女が奪われたものの代わりになるものを、みつけてやらないとね。ほんの小さな慰めでも」
「あの子が失ったものは幻影にすぎませんよ」
「幻影、、、」彼は考え込んだ。「あなたも長いあいだ幻影で生きてきたとはいえませんか」と彼は示唆した。「こんなことがなかったら一生幻影を見続けていたかもしれない。ほんの2,3日、でなければ、2,3分でも、わずかなことをするのが、そんなにむずかしいことですか?」
---ココマデ-----
こんな変な会話、翻訳者さんも、訳していてヘンだと思わなかったのかなぁ。
You could live だから、「あなたは生きてきた」じゃなくて仮定法の「人は生きられる」って訳すべきだ。
"An illusion..." he mused. "You could live a long time on an illusion," he offered. "Maybe even a lifetime, if you're lucky.
Would it be so difficult, to do a few days-even a few minutes-of acting?
マイルズはエレーナの母に言う 「少なくとも、彼女が奪われたものの代わりになるものを、みつけてやらないとね。ほんの小さな慰めでも」
「あの子が失ったものは幻影にすぎませんよ」
「幻影、、、」と彼はつぶやいた。「人は幻影ひとつあれば長く生きられるものなんですよ」と彼は口にだしてみた。「たぶん、運がよければ一生でもね。ほんの2、3日、いやほんの2、3分でいいからフリをすることが、そんなにむずかしいことですか?」
acting を フリをする、って訳したのはわざとです。
「2,3分でも、わずかなことをする」と翻訳者さんが訳したけれど、acting をもうちょっと強調したみたかったからです。
結局、原文は、マイルズがエレーナの母に、「母親から愛される」幻影をエレーナに2,3分でもいいから見せてやってくれ、と頼んでいる素直な文章でしたね。
辛い経験をして20年近く悪夢と戦ってきたエレーナの母親にたいして「あなたも長いあいだ幻影で生きてきたとはいえませんか」 なんて言うほうがオカシイです。
いい年してバラヤー ― 2010/01/13 00:00
ロイス・マクマスター・ビジョルドって面白い。
今頃知ったため、いい年して再びSF文庫本を買いだした。
一番最初に読んだSFは中学生のときのレンズマンだが
最期に読んだSFは何だったか。
10年?20年? SFから離れていた。
EEスミスのレンズマンや、アシモフのファウンデーション、ハーバートのデューン、 ムアコックのルーンの杖、 ブラッドベリやPKディック、ル=グイン、、スペースオペラから思索系まで、子供が生まれるくらいまでは夢中で読んでいた。
ニューロマンサーに大衝撃を受けて、エンダーのゲームにぞっとして、、そのあたりから次第にSFを離れてしまった。
当時の子供が今は結婚するというぐらいの歳月が過ぎ、
Robin McKinley のファンタジーを読んだ事がきっかけで ビジョルドを知り、戦士志願を読んだら、これが、とんでもなく面白い。
優れた作家は想像力で色々な世界を作る事ができる、というお手本のようだ。
ヴォルしか刀剣をもてないとはまるで日本の武士階級のようではないか、鎖国時代のせいでインフラは遅れている惑星、60あまりの領地にいるCountは苗字にヴォルをつけている(プロイセンのユンカーのようだ)特権階級。 国家形態は江戸幕府&明治政府に似ている。Countは藩主だが、そもそもは平安時代の国司ともいえる。 エンペラーを頂上に戴き、一般的な宗教はなく(一神教も多神教もなさそうだ)、男子は勇猛、女性はしとやか、という男尊女卑社会。 契約よりも言葉による「誓い」のほうが重きを成す。
開国(開星)による先端技術の吸収は軍事産業に傾きがち、世襲のヴォルの国主会議と、一般民の議会があるが、皇帝の一声でなんとでもなる。暗殺や粛清も日常茶飯事?!
対照的に、先端科学に支えられた高度情報社会のベータ星。
自然条件が非常に悪いため主に人工的建造物のなかで暮らす人々。
12歳になると全員が永久避妊具を埋め、遺伝子審査や養育能力などをパスしたカップルのみが妊娠を許可される。 妊娠すると女性側の選択で人工子宮も選べ、その場合は9ヶ月後に赤ん坊にご対面というわけだ。
合成たんぱく質の食事、あらゆるところに装備された監視カメラ、あらゆることに契約や法律がつきまとう、カリカチュアされているが、現代の先進諸国の延長上にある星。
都会育ちの理系キャリアウーマン(大柄)がタイムスリップで明治時代かプロシアの軍人貴族と恋におちたような話だが、どうしてこんなトコに来ちゃったの!やばすぎるじゃない! 安心して眠ることもできないほど妬みそねみ憎しみ権謀術策のうずまく世界。
スーパーウーマンらしくないスーパーウーマン。
知力と胆力と誠実さをふりしぼって、過酷な道を行軍する。
剛毅なダンナがメロメロだから気持ちいい。
ジェンダー問題を嫌味なくエンターテイメントにしている。
今頃知ったため、いい年して再びSF文庫本を買いだした。
一番最初に読んだSFは中学生のときのレンズマンだが
最期に読んだSFは何だったか。
10年?20年? SFから離れていた。
EEスミスのレンズマンや、アシモフのファウンデーション、ハーバートのデューン、 ムアコックのルーンの杖、 ブラッドベリやPKディック、ル=グイン、、スペースオペラから思索系まで、子供が生まれるくらいまでは夢中で読んでいた。
ニューロマンサーに大衝撃を受けて、エンダーのゲームにぞっとして、、そのあたりから次第にSFを離れてしまった。
当時の子供が今は結婚するというぐらいの歳月が過ぎ、
Robin McKinley のファンタジーを読んだ事がきっかけで ビジョルドを知り、戦士志願を読んだら、これが、とんでもなく面白い。
優れた作家は想像力で色々な世界を作る事ができる、というお手本のようだ。
ヴォルしか刀剣をもてないとはまるで日本の武士階級のようではないか、鎖国時代のせいでインフラは遅れている惑星、60あまりの領地にいるCountは苗字にヴォルをつけている(プロイセンのユンカーのようだ)特権階級。 国家形態は江戸幕府&明治政府に似ている。Countは藩主だが、そもそもは平安時代の国司ともいえる。 エンペラーを頂上に戴き、一般的な宗教はなく(一神教も多神教もなさそうだ)、男子は勇猛、女性はしとやか、という男尊女卑社会。 契約よりも言葉による「誓い」のほうが重きを成す。
開国(開星)による先端技術の吸収は軍事産業に傾きがち、世襲のヴォルの国主会議と、一般民の議会があるが、皇帝の一声でなんとでもなる。暗殺や粛清も日常茶飯事?!
対照的に、先端科学に支えられた高度情報社会のベータ星。
自然条件が非常に悪いため主に人工的建造物のなかで暮らす人々。
12歳になると全員が永久避妊具を埋め、遺伝子審査や養育能力などをパスしたカップルのみが妊娠を許可される。 妊娠すると女性側の選択で人工子宮も選べ、その場合は9ヶ月後に赤ん坊にご対面というわけだ。
合成たんぱく質の食事、あらゆるところに装備された監視カメラ、あらゆることに契約や法律がつきまとう、カリカチュアされているが、現代の先進諸国の延長上にある星。
都会育ちの理系キャリアウーマン(大柄)がタイムスリップで明治時代かプロシアの軍人貴族と恋におちたような話だが、どうしてこんなトコに来ちゃったの!やばすぎるじゃない! 安心して眠ることもできないほど妬みそねみ憎しみ権謀術策のうずまく世界。
スーパーウーマンらしくないスーパーウーマン。
知力と胆力と誠実さをふりしぼって、過酷な道を行軍する。
剛毅なダンナがメロメロだから気持ちいい。
ジェンダー問題を嫌味なくエンターテイメントにしている。
forwarding loop の スパム ― 2010/01/14 23:40
maillog に forwarding loop というエラーログがいくつも残っていた。
/etc/aliases や .forward には何も問題がないのにこれは何だろう?
エラーの意味が、すぐには分からなかった。
ウチのメールサーバーがスパムメールを出していると余所から言われ、
ぎょっとして調べると、forwarding loop エラーが出た時刻と一致した。
調べてみると、これは postfixの仕様を利用した新手のスパムらしい。
以下引用
『 最近の SPAM には、何故か「Delivered-To:」フィールドに「To:」フィールドと同じアドレスを記述してあるものが散見されるのですが、 Postfix はそのようなメールを「mail forwarding loop」として発信者アドレス宛に bounce してしまいます。』
デフォルト仕様なのだから非常に困った話だ。
/etc/aliases や .forward には何も問題がないのにこれは何だろう?
エラーの意味が、すぐには分からなかった。
ウチのメールサーバーがスパムメールを出していると余所から言われ、
ぎょっとして調べると、forwarding loop エラーが出た時刻と一致した。
調べてみると、これは postfixの仕様を利用した新手のスパムらしい。
以下引用
『 最近の SPAM には、何故か「Delivered-To:」フィールドに「To:」フィールドと同じアドレスを記述してあるものが散見されるのですが、 Postfix はそのようなメールを「mail forwarding loop」として発信者アドレス宛に bounce してしまいます。』
デフォルト仕様なのだから非常に困った話だ。
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